感性を磨く、気づく力を養う一番のチャンスです。
飲食店オーナーが従業員の方に、休みの日には美術館や博物館へ行って絵や器を見て来なさいと言っている風景をよく見ます。
絵や器は、直接店の営業に関係ないかもしれませんが、
センスが磨かれます。
絵や器の良し悪しがわかったり、なんとなく色・形の違いがわかったり、
料理を盛り付けたときのイメージや空間づくりのヒントになったりと・・・
それと意識して見る癖を付けることです。
商店街や、百貨店の売場、女性の服装、自分の興味のあるお店など。
また、人が並んでいるところはなぜ並んでいるのかのぞいて見て下さい。
家族で出かけたり、お子さんと一緒のときでもほんの少し意識して見ることです。
せっかくの休日だからと言って家で寝ているのはもったいないです。
体を休めることも大事ですが、心のリフレッシュのために町の中をのぞいて下さい。新しい風景が目に飛び込んでくるかもしれません。
休日の過ごし方はいろいろです。
しかし、その過ごし方次第で、成果や結果が違ってきます。
船井総研時代、入社して3年くらいは、お盆と正月以外休みがないくらい仕事をしていました。特に、社会人1年生の時の初めて5月の連休の過ごし方が大事だと教わりました。社会人になったばかり学生気分が抜けきれていない状態で4月が過ぎ、5月の大型連休に休んでいてはダメだと言われました。
この5月の連休にどれだけ真剣に仕事に取り組んだかで1年後、2年後の成長スピードが決まるそうです。
真剣に学習する期間があるのだと思います。絶好のチャンスです。
それを気づかずに過ごしてしまうと、もったいないです。
今思うと、教えていただいた先輩に感謝です。
同時にその時教えていただいたのは、繁盛店の視察をたくさんしなさいと言われました。先輩に各業種の繁盛店を聞いて、1件1件なぜ繁盛店なのか、自分の目で確かめるのです。これ、結構面白いです。パソコンやウインドウズのない時代です。店名やかすかな住所をたよりに足で見つけます。
若いときに癖を付けさせていただき本当に感謝です。
今は、休みの日は定点観測に外へ出て、本屋でぶらりが日常になっています。何か変わった風景がないかとキョロキョロしています。
仕事をしている時の姿勢以上に、休みの日の過ごし方が成長スピードを決めるのかもしれません。
チャンスを逃さないように。。。
良い休みにして下さい。
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