ボーナス査定はもう終わられましたでしょうか?
査定方法にはいろいろあると思います。
企業や店の方針も当然あります。
お考えされた方が良いのは、以下の査定項目の比重です。
例えば、私は以下のような項目をご提案させていただいております。
★会社・店全体の業績
★担当店舗・担当部署・所属グループの業績
★個人評価
★下から見た評価
これをそのまま評価点として足したのでは、矛盾がでてきます。
組織の上に行けばいくほど、会社や担当部署・グループの比重が高くなるのが理想です。
ただ、私のお付き合い先で多い飲食業の方は、実はたいへんなんです。
個々人を正しく評価されようとされます。
しかし、景気が悪く、会社・店の業績が悪いことが多々あります。
前年割れも当然起こっています。
そのような状況で昇給・ベースアップ、ボーナス支給はなかなかできないのが実情です。
飲食業の場合、
概ね毎月の給与12ヶ月分+給与の2ヶ月分のボーナス(夏・冬)
が多いです。
ところがこのボーナスを支給出来ないところが多くなっています。
しかし、ボーナスがないとモチベーションが下がります。
そこで最近依頼が多いのが、夏のボーナスは従来どおり支給して
冬は業績に応じて支給するというところです。
どんな企業・店でもモチベーションが上がる対策が必要です。
固定費や家賃の高い店を担当すると、なかなか利益を出すのが難しいです。
ところが担当されている店長さんの能力はメキメキと上がっているはずです。
売上や利益以外に、その方の実力がどれくらい上がっているかを把握してあげて下さい。
これは、社長や幹部の方の大事な仕事です。
特に男性社員の方は、ボーナスやお金ではなく、
上から自分のことを正しく評価されているのだなぁ
と思うと、一所懸命頑張られます。
ボーナスを支給されるとき、
★今年頑張ってくれたこと
★来年以降チャレンジして欲しいことを
などを必ず一声かけてお渡し下さい。
ボーナスの査定も大事ですが、渡し方はもっと大事だと言われます。
ボーナスがなくても支給金額が少なくても
従業員がやる気を出す 一言!
何か考えておられますか?
この一言が、企業・店の将来を決めると言われています。
経営コンサルタントは武内コンサルティングを
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