社長は、苦労されてここまで頑張ってこられましたが、息子や娘には苦労させたくないと思い、すべて社長が欲しいものを与えてこられました。
ところが、それがアダとなっています。
社長はわかっておられると思います。自分が、ここまで頑張ってきたのは、大きな借金があったからです。それをなくすために、毎日必死。休みなく、奥様と一緒に経営されてきたはずです。
与え過ぎ、何でも手に入る環境では人は育ちません。
また、一緒に住んでいると余計に甘えてしまいます。だから、米を研いで、米を炊くことを知らない人までいます。
良い意味で借金をさせて下さい。欲しいものは、自分でお金を貯めて買わせて下さい。
自分が事業を引き継ぐということは、必ず銀行からお金を借りる時が来ると思います。個人保証した時の重さ、その時やっとわかります。
育て方、間違っていませんか?
いつも息子さんや娘さんが成人されて初めて社長は気づかれます。
今からでも遅くないです。育て方、修正して下さい。
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株式会社武内コンサルティング 代表取締役 武内幸夫
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ラベル:後継者の方が必死にならない理由 借金