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2014年12月16日

【企業再生における金融機関が知りたい数字】財務デューデリの修正貸借対照表 

「修正貸借対照表」という言葉自体、あまり聞かないと思います。毎年、決算を行っていればそのようなものは必要ないのではと思われるかもしれませんが、継続金融支援を取り付けるために、この資料の作成・提出を条件にされることがあります。

事業デューデリは、事業に関する立て直しが主です。今後のビジネスモデルをどうするか数値計画を作りながら返済計画を練って行きます。どちらかと言うと、損益計算書の数字を精査するという感じでしょうか。

一方、財務デューデリでは貸借対照表にメスを入れる作業になります。何をするかと言いますと、貸借対照表の数字を精査し実態に合ったものにします。いろんな数字が昔のままであったり、あいまいになっているようなものをすべて調査し、現実の数字に修正します。

例えば、以下のような数値を精査します。
・在庫 
・固定資産 
・貸付金 
・研究開発費

直さないといけないと思っていて直していない場合もあります。あるいは、評価基準など明確にしておらず、実体とズレている場合もあります。それに、売却するにしても評価の低い資産なども含まれています。オーナー一族の会社への貸付金の問題なども出て来ます。さらには、何でも研究開発費に計上しているということもあります。これらをすべて調べて修正を行います。

オーナー一族としては一番知られたくない情報かもしれません。赤字が続いているとか、債務超過になっているということよりも貸借対照表を調べられて丸裸になるのは嫌だと思います。

それに修正貸借対照表を出すと、今出しているものよりも数字が良くなることはないでしょう。おそらく、今以上に債務超過であることが判明します。

その数字を社長が見られるとため息をつかれ、愕然とされます。でもこの数字を出さないと、再生は難しいです。コンサルタントだけでなく金融機関もまずこの実態の数字を見てからでないと支援の方向性を出せません。

また、甘く査定しておいて欲しいということもできません。実態を出すのが目的ですので、覚悟されておいた方が良いでしょう。

再生の方向性を決めるのは、実は、修正貸借対照表を出してからです。そうお考えになられても良いと思います。

それに、貸借対照表の数字から出てくる課題・問題点の解決は、社長やオーナーにしかできません。だからこそ重要なのです。

企業再生は、事業デューデリだけではないです。大事な財務デューデリがあることを認識しておいて下さい。

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株式会社武内コンサルティング 代表取締役 武内幸夫
〒577-0055 大阪府東大阪市長栄寺11-5-804
Tel&Fax:06-6782-0313
E-mail:aaatake1@jeans.ocn.ne.jp
HP&ブログ:http://takeuchiconsulting.seesaa.net/
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posted by ノムリエ at 11:12| 世の中の変化と時流対応のヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする