米専門店は、新品種が出て来るとそれを研究し店頭で販売されます。それでも大きく何かを変化させるということはあまりないです。毎年、変わっていないように見えるところもあるくらいです。
特に、昔から商売されている方は、俺が米のことはよく知っていると思っておられ、新しいことを否定したり、学ぼうとされません。自店より規模の小さい店のことなど気にかけられません。
ところが、若手の2代目・3代目の方など出て来て、新しい精米タイプの米を販売されたり、売り方を研究されています。また、米を販売するだけでなく食育に力を入れられたりして、新しいビジネスを模索されています。そういう方が実は成功を収めておられます。
自店よりも規模が小さい店に対して、頑張ってもうちの規模にまでにはならないだろうとか、全くノーマークで安心しているといつか追いつかれたり逆転されます。そういうことが現実的に起こって来ています。
なぜ米穀店の例を挙げたかと言いますと、後発で頑張ったとしても一番店に追いつき、勝つためには10年・20年はかかると言われる業界だからです。どんなに新しい商品を店頭に置いても暖簾がないと売れない業界だからです。そのような業界で起こっているからこそ危機感を持って経営しなければならないと思います。
いつ、強い店が出て来るかわかりません。低迷していた店が急に売上を伸ばすことも考えられます。
どうしても商売歴の長い方ほど、自分よりも規模の小さい店、新しい店に対して甘く見る傾向があります。
どんな人、どんな店や企業からでも学ぶという姿勢を持つことが大事です。自店が一番だと思っているとたいへんです。
常に新しいビジネスモデルが出て来ます。勉強する、研究することを怠らないようにして下さい。
業績不振は景気や業界動向ではなく、強い競合店の出現の場合が多いです。だから、店を進化・発展させて下さい。変える、チャレンジするということをしないと売上は伸びないです。
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ラベル:競合店