それ以上のものが実はあります。
評価制度を単に導入しても意味があまりないです。
従業員は給与が上がるあのではとひそかに期待し、会社側は少しでも的な評価を行って人件費削減ができないかと思っています。
実際には、会社側と従業員が膝を突き合わせて話し合う場です。良い意味での副産物が出て来ます。
例えば、プロジェクトチームを立ち上げます。中小企業の場合は、役員は全員参加。従業員は経営者としての意識を持った方に参加してもらいます。
そうすると、話を進めて行く上で、会社の小さな問題点がたくさん出て来ます。
評価制度づくりが大きな課題であったのに、会社の業務内容の見直しが進んで行くことになります。
今まで見えていなかった部分や取り組んでいなかった部分の改善が進みます。
本当の狙いはこれなんです。
意外と経営幹部の方と従業員が本音で膝を突き合わして会社のことを語り合うことがないようです。お互いが意見を言いながら、課題をクリアして行かれます。
特に会社改善の小さなネタは本部の女性が持っておられます。
「実は・・・」
と見過ごされていた話が出て来ます。
上手に総務経理の女性の方もプロジェクトチームに入れてあげて下さい。
プロジェクトチームでは、会社の膿を一旦すべて出すことです。
そこからどうやって経営を組み立てていくかを考えて下さい。
評価制度は皆さんたいへん興味を持たれますが、評価制度そのものを作る以上に大事なことがあること知っていてほしいです。あるいはそうなるような評価制度づくりにして欲しいです。
心ある仲間が集まって話し合いますので、議論は白熱します。
皆、会社のことを思っているからです。
その熱を覚まさないように、良い方向へ導いてあげて下さい。
評価制度作成プロジェクトがスタートすると、こんな会議なら評価制度ではなくても毎月やって欲しいという意見が出て来ます。
経営にはガス抜きが必要なんです。評価制度そのものではなく、ガス抜き。
そんな環境を作ってあげることが経営者の役割のような気がします。
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ラベル:評価制度